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気候都民会議条例を提案 党都議団

2024年9月24日


 日本共産党東京都議団は24日、多様な都民の声を気候危機対策に反映させる気候都民会議条例案を発表し、都庁で記者会見しました。


 原純子都議は提案理由として、気候変動の被害は日本各地でも深刻な事態であり、小国、社会的弱者、若者、女性、マイノリティーに、不平等に影響することを挙げ、「気候正義」の考え方が重要だと強調。都議団が発表した脱炭素プランで「誰も取り残さない気候正義」の実現と気候都民会議の開催を提案したことを紹介し、さまざまな都民の知恵と意欲を生かすことを提案しました。


 原氏は、条例案の最大の特徴は、無作為抽出で選んだ都民で応募のあった人から委員を選出することだと強調。委員構成に東京都の人口構成を反映させ、生活する都民のリアルな声を気候危機対策に反映させると説明しました。


 青柳有希子都議は、会議を条例設置の付属機関とする、会議の結果を知事に建議すると説明。会議で議論したことが施策や予算に反映されることが重要だという若者の意見を条例で保障したと話しました。


 米倉春奈都議は条例案に、超党派で政策提言を行う日本若者協議会や都内の若者、保坂展人世田谷区長から賛同メッセージが寄せられたと紹介しました。


(しんぶん赤旗2024年9月25日付より)

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白石たみお

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